星降る夜に、きみと永遠の恋をした
声のした方にゆっくりと視線を向けると、二人の女の子がこちらに視線をやりながら話していた。

いつか、廊下で流星と話してるのを見たことがある。


名前の通りにキラキラ輝く一番星みたいな存在で、男女関係なく、流星の周りにはいつもたくさんの人がいた。


『なぁ、あかり。流星嵐って知ってるか?』


少し掠れた流星の声が頭の中に響く。

いたずらっ子みたいな無邪気な笑顔は、簡単に思い出せる。それなのに。


「こんなの……うそだよ……」


息の詰まるような重い空気に耐えられなくなって、わたしは制服のプリーツを翻し、人があふれ返った会場を飛び出した。




建物の外は、しとしとと雨が降っていた。

入り口から漏れる明かりから逃れるように、物陰に入ってその場にしゃがみ込む。

膝を抱いてぎゅっと目を瞑れば、幼なじみの声がまた頭に響き始めた。


『まーた泣いてんのかよ。ほんと泣き虫だよな、あかりは』

昔から泣き虫だったわたしに、イジワルを言いながらもいつも寄り添ってくれていた。
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