ホテルオーナーの執着愛~地味でぽっちゃりな私にだけ甘すぎます~
ボランティアにも積極的に参加しているようで、発展途上国のスラム街で子供たちと触れ合っている写真がサムネイルになっている動画もあった。

コスメやファッション商品の紹介もしていると英語で書かれていて、広告もついているのでかなりの収益になっていそうな気がした。

「有名人だったんだ。色々活動していてすごいね」

ボランティア精神も素晴らしいし、みんなが興味を持つような企画を考えて実行し、動画にするのは大変だろう。

鈴花は好きなアーティストのSNSをたまに見るくらいで、自分ではなにも投稿しないので素直に感心した。

ただ気がかりな点も大いにある。

(アルマさん、譲を気に入っているような感じだったけど、譲はどう思った?)

海崎は食事の手を止めてアルマのSNSを遡っている。

なにかを考えているような皺が微かに眉間に寄っていた。

「娘のアルマさんの方にも、対応に注意が必要だな」

「譲もそう思ったんだ。誘っているような感じだったもんね。押しが強い感じもしたし、隣で聞いていてヒヤヒヤして――」

なんの話かと言いたげな顔をされて目を瞬かせる。

「えっ、違うの?」

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