ホテルオーナーの執着愛~地味でぽっちゃりな私にだけ甘すぎます~
考え込んでいると、急に視界が反転した。

「わっ!」

ベッドに仰向きに倒され、上にのられる。

「可愛い、俺の奥さん……」

さっきまで眠そうな目をしていた彼なのに、今は男の顔をして下唇を湿らせていた。

(私のウエディングドレス姿を想像して、欲情した?)

まさかの二回戦に突入しようとしている彼に驚いたが、唇を奪われると鈴花の体も火照りだした。

「んっ、あっ……!」

まだ潤っていた中にすぐに入られて、想いをぶつけるようなリズムを刻まれる。

熱い眼差しも唇と大きな手も、淫らな腰つきも、彼のすべてに鈴花がほしいと求められているのを感じた。

(相変わらず、これ以上ないほど愛してくれる。すごく重たいな。でも、それが嬉しい。私も同じくらい愛してるから)

快感で飛びそうになる意識の中、気持ちを伝えたくなった。

「ずっと、ずっと……譲だけを愛してるからね」

「本当に約束できる? 子供の頃のように忘れるんじゃないか?」

「こんなに譲に夢中なのに、忘れられないよ」

「鈴花……」

ピタッと動きを止めた彼に、思いきり抱きしめられた。

「どうすればいいんだ」

「えっ、どうしたの?」

「戸惑ってる。これ以上ないほど鈴花を愛していたはずなのに」

「う、うん」

「今、さらに愛が重たくなったのを感じた。限界はないのか?」

「それは……私にもわからないよ」

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