ホテルオーナーの執着愛~地味でぽっちゃりな私にだけ甘すぎます~
今もホールやレストランで結婚式の披露宴を行ってはいるけれど、チャペルはなくウェディングプランナーはお客様自身で探してもらうので申し込みは年に数回しかない。
「いいと思う! 東京と京都の系列ホテルはブライダルに力を入れてるんでしょ? ちょっと羨ましかったんだ。お客様の幸せのお手伝いができたら嬉しい」
うつ伏せに寝返りを打ち、顔を上げて彼を見た。
やる気をみなぎらせていると、とろんとした眠そうな目の彼がクスッとした。
「東京と同じブライダル会社の社長に軽く話を通してあるんだ。今年中に実現させたい。新しいチャペルの挙式第一号には俺たちがならないか?」
「ええっ!?」
「まだ結婚式を挙げていないから、ちょうどいいと思ったんだ。その写真を使って宣伝もできる。楽しみだな、鈴花のウエディングドレス姿。あまりの美しさに男どもが見惚れるかもしれないが、手出しはさせない。俺のお姫様だってわからせるような式にしたい。今後の鈴花へのちょっかいを防ぐ、いい方法だと思わないか?」
(どこからつっこめばいい?)
礼服姿の彼は王子様になれると思うが、鈴花はどうあがいてもお姫様に見えないだろう。
(宣伝用の写真にする気のようだけど、月とすっぽんみたいなカップル写真はマズいよね。でも見方を変えればインパクトになって、注目を集める宣伝効果の高い写真とも言えそう)
「いいと思う! 東京と京都の系列ホテルはブライダルに力を入れてるんでしょ? ちょっと羨ましかったんだ。お客様の幸せのお手伝いができたら嬉しい」
うつ伏せに寝返りを打ち、顔を上げて彼を見た。
やる気をみなぎらせていると、とろんとした眠そうな目の彼がクスッとした。
「東京と同じブライダル会社の社長に軽く話を通してあるんだ。今年中に実現させたい。新しいチャペルの挙式第一号には俺たちがならないか?」
「ええっ!?」
「まだ結婚式を挙げていないから、ちょうどいいと思ったんだ。その写真を使って宣伝もできる。楽しみだな、鈴花のウエディングドレス姿。あまりの美しさに男どもが見惚れるかもしれないが、手出しはさせない。俺のお姫様だってわからせるような式にしたい。今後の鈴花へのちょっかいを防ぐ、いい方法だと思わないか?」
(どこからつっこめばいい?)
礼服姿の彼は王子様になれると思うが、鈴花はどうあがいてもお姫様に見えないだろう。
(宣伝用の写真にする気のようだけど、月とすっぽんみたいなカップル写真はマズいよね。でも見方を変えればインパクトになって、注目を集める宣伝効果の高い写真とも言えそう)