好きなんですっ、先生!
「そんな怒るなって。ほら、新しく飲み物買ってやるから。」
ジュースで釣ろうとしたって、そんなの引っ掛からない…うぅ!!
「…じゃあこれがいい。」
私は本当に幼稚園児なのかもしれない。
だってだって、先生が何か買ってくれるとか…文化祭の衣装以来だよ。
―――ピッガシャン
「いちご牛乳?ほんとお前はお子ちゃまだな~」
「…いいの!これが飲みたい気分なの。」
私はうつむいた。
飲み物まで子供扱いされる私って…。
口をとがらせていると、突然、先生の手が私の襟元に触れた。
「…お前のが見えそうだし。…ちゃんとここ閉めなさい。」
「……」
いきなり私の浴衣を直してくれて。
思わず私は心臓がドキってして、黙り込んだ。