好きなんですっ、先生!
~♪ キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴ってすぐに、廊下に出て行った先生を追いかけた。
今日もかっこいい、先生の背中…
私の追いかける足音に気が付いたのか、“先生”って呼ぶ前にふり返ってくれた。
「こらぁ、廊下は走るな~」
「そんなことより、はいこれ!」
いつもならギリギリに提出物を出す私を見て、先生は驚いてる様子。
先生は私が差し出したプリントを受け取った。
「おぉ、なんだもう書いたのか。早いな。」
「うん、だってもう決まってるから~」
珍しく感心している先生の顔を見て、なんだか嬉しくなった。
”見直したよ”とか言って、褒めてくれちゃったり…?
そんなこと考えながら、にやついて先生の反応を伺ったけど。
おきまりの『はぁ』っと、ため息つかされてしまいました。
「はい書き直し。ふざけたこと書いてんじゃないよ、まったく…」
「ふざけてないよ、本気だよ?」
そうです、”先生のお嫁さん♡”って書いたけど、あっけなく却下されました。