好きなんですっ、先生!

「書いたか?…ってまだ名前しか書いてないのかよ…」


机でエントリー用紙とにらめっこしていると、先生が覗き込んできた。


「そうだ先生、私の長所って何?」


自分で考えてみても、何も思いつかないし。

なんなら私、自分の事より先生の事の方が詳しかったりして。

えへへ。



「ばかみたいに真っ直ぐで、ばかみたいに嘘がつけないところ。」


…なっ!!

先生に聞いた私が、まちがいでしたよ~。

しかもさ、“ばか”って2回もつけなくたっていいのに。


「もういい!!先生のばか!」

「いいからさっさと書いて、ちゃんと気になったブースで話聞いて来いよ?…そんで俺にあとで報告な。」

「…わかったよぉ。」



ふんっ。

本当に私がばかになったら、先生に責任取ってもらうからね?


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