好きなんですっ、先生!
神崎祐奈、人生で初めての遊園地デート。
隣には、椎名先生がいます。
夢のようなこの瞬間をかみしめて、楽しむぞ~!
「先生、何乗る?何乗りたい?」
この遊園地はかなり広い。
それにここのジェットコースターは、かなりの速度で有名な場所だ。
「俺じゃなくて、神崎が好きなとこでいいよ。」
うーん、じゃあジェットコースターでしょ、あと観覧車に、えっと~…
悩んで決められない私は、入口にある案内図とにらめっこしていた。
「…行きたいとこ全部回ればいいだろ?焦んなくても時間はあるし。」
「先生、優しいね…なんか彼氏みたい!」
そんな私の言葉なんて、真面目に聞いてくれるはずもなく。
“はいはい”って言いながら、隣で歩いている先生。
相手にされなくてもいいの。
だって私、今すっごい幸せだから…。