好きなんですっ、先生!

「それに、行先わかってても、これ履いてきてたと思う。だって大人っぽくなりたかったから!」

「…お前はそのままで十分だよ。変に背伸びなんかしなくていーの。」


片手でハンドルを掴んで

片手で私の頭を触って。

どんなにごまかしても、心臓の音は鳴りやんでくれない。

…体温が急上昇中だよ。


「先生…好き、大好き。」


好きが伝わってるのかわかんないけど、先生はそのままなにも言わずに、片手をハンドルに戻した。



あと何回言えば、伝わるのかな…。



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