好きなんですっ、先生!
帰り道、先生の車に乗り込んだ私は、足元の痛みに気が付いた。
ちょっと靴擦れしちゃったみたいだけど、もう歩かないし、大丈夫だよね。
「…ちょっとコンビニ寄る。」
先生がコンビニに寄りたいみたい。
真っ暗な夜道を走って近くのコンビニたどり着いて。
それしにても…楽しかったなぁ…
車内に一人きりになった私は、今日1日の余韻に浸っていた。
…今日がもう終わっちゃうの、寂しいよ。
「よしっ、行くか…はいこれ。」
飲み物でも買ってくるのかと思ったら、差し出されたのは絆創膏。
「え…先生、靴擦れ気付いてくれてたの?」
「…行先、伝えてればよかったな。ごめんな。」
なんだか申し訳なさそうにしている、先生の横顔。
「ううん…謝らないで!ありがとう、先生。」
先生は優しいよ…。