好きなんですっ、先生!
真っ暗な森の中。
懐中電灯の灯りだけを頼りに、朝倉くんと歩き出した。
…ちゃっかり、手は繋がれたままで。
「…神崎、もしかしてこういうの苦手?」
「うん…本当に、だめなんだ…わたし…っひゃ!」
震えてる私の手を見て、気が付いてくれた朝倉くん。
風で揺れる木々の音でさえも、こ、怖いよぉ…
「言ってくれれば、一緒にみんなのこと待ってたのに…ごめんね。」
だだだって、先生も普通に回るものなのかと、思ってたんだもん~!!
そしてそういえば…わたし朝倉くんにちゃんと話すって決めたんだった…
私は先生のことが好きで、あなたとは…付き合えないってことを。