好きなんですっ、先生!
「先生となら、大丈夫だよわたし!!…準備はできてます!」
「俺は、ゴールにいなきゃいけねぇんだよ。…悪いな。」
えぇぇええ~!!
……ちぇっ。
せっかく先生がいるからきたのに。
意味ないじゃん~!!
「神崎、行こっか。」
懐中電灯を持って私の手を握ってきた、朝倉くん。
ふいに手を引っ張られた私は、ゴール地点に向かう先生を見つめた。
…そしたら、先生と目があって。
ずっと先生のこと気にして見ていたけど、先生は前を向いて歩き続けてしまった。
…うぅ。
あの“朝倉氏放送事件”のあとだもん。
きっと先生にも、なにか勘違いされてそう…。