好きなんですっ、先生!

「少しは俺を信用しろよ…」


そう言いながら先生の手は、私の手を握った。


「先生、片手運転危ないよ…」

「じゃあ離すか?」

「…い、いやだ!いいよこのままで。」

「どっちだよ。」


そんな会話しながら、結局手は握ってくれたままで。

心臓の音バクンバクンって言ってる…。


「そうだ、はいこれ先生にあげる!」


ちょっと恥ずかしくなった私は

さっき買ってきたコーヒーを渡した。


「おお、さんきゅ。蓋あけて?」


繋いだ手を離して、コーヒーを開けた。


「私が飲ませてあげよっか?」

「…さすがにそれは遠慮しとくよ。」


運転中の先生にコーヒーを渡して。

ごくりと一口飲みだした先生。

やっぱりこのやりとりは、もうカップルみたいじゃない?

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