好きなんですっ、先生!
「…先生が先に見て?」
「それじゃ意味ないだろ。ほら、早く見てみ。」
まぁ、そうなりますよね。
ええい!!
もうどっちでも心の準備はできています。
ぱっと紙を開いた瞬間。
「…ご、合格…えぇ合格!?」
驚いた私は二度見して。
二回言った。
「神崎、おめでとう。よく頑張りました。」
そう言って先生は頭をなでてくれて。
波の音しかきこえない私達2人だけの空間。
先生の顔を見つめていると
吸い込まれそうになった。
「先生のおかげだよ…っ…ありがとう…」
嬉しくて。
自然と涙が頬をつたった。