好きなんですっ、先生!

「あ、神崎のお母さん」

「……え、えぇ!?」


先生の一言に驚いた私は、瞬時に目を開けて、窓の外を見た。

いやいや、お母さんいないけど。


「うっそ~、誰かに見られそうな場所で、俺はそんなことしません。」


も、もう~~~~~!!

「じゃあなんで、肝試しの時はしてくれたの…?暗かったから?」

「うん、そうかもな~」


それってどういう意味なのか、いまだにわからないよ。

そろそろ教えてくれたっていいじゃん。


「じゃあな、ちゃんと寝ろよ。」

「…はぁい」


全然教えてくれない先生に私は拗ねながら、車を降りて歩き始めた。

< 348 / 367 >

この作品をシェア

pagetop