好きなんですっ、先生!
「あ、神崎のお母さん」
「……え、えぇ!?」
先生の一言に驚いた私は、瞬時に目を開けて、窓の外を見た。
いやいや、お母さんいないけど。
「うっそ~、誰かに見られそうな場所で、俺はそんなことしません。」
も、もう~~~~~!!
「じゃあなんで、肝試しの時はしてくれたの…?暗かったから?」
「うん、そうかもな~」
それってどういう意味なのか、いまだにわからないよ。
そろそろ教えてくれたっていいじゃん。
「じゃあな、ちゃんと寝ろよ。」
「…はぁい」
全然教えてくれない先生に私は拗ねながら、車を降りて歩き始めた。