好きなんですっ、先生!
「先生、最後にお願いがあるの。」
本当はね、最後なんて言いたくないんだよ。
合格通知を見てから思ったの。
先生との思い出を胸にしまって、未来を歩き出さなきゃって。
いつまでも高校生のままでは、いられないんだよね…。
「最後にキスしてくれたら、私もうわがまま言わないよ…」
今までたくさん困らせてごめんね。
すると、先生が私にゆっくりと近づいて。
「…目、閉じて。」
言われるがままにゆっくり目を閉じた。
もうこれで最後。
卒業してから忘れるなんて辛いから。
諦めるんじゃないの、前に進むの。