好きなんですっ、先生!

保健室を出て廊下を歩いていると。

「ふーくんなら、資料室にいるけど。」


聞きなれた声。

“ふーくん”って呼ぶ人は1人しかいない。

後ろを振り返ると、萌ちゃんの姿が。


「あなたって本当諦め悪いわね。」

「え、えっと…」


萌ちゃんの言葉にびっくりして。

どういう風の吹き回しだろうか。


「別にあなたのこと認めたわけじゃないから。早く告って振られてきなさいよ…」


って思ったけど、やっぱり萌ちゃんは萌ちゃんだね。


「あ、ありがとう萌ちゃん!」

「褒めてないんですけど。」


私は走り出した。

最後に自分の気持ちを、全部全部先生に伝えたい。




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