好きなんですっ、先生!
―――ガラ

「椎名せんせ~っ!」

ガラっと扉を開けると。


「やっときたか、遅い!」


バシってファイルで叩かれた。

そのファイルで叩いてくれるのも、最後なんだと思ったら。

なんだか悲しくなってきて。


「せんせ…っ…卒業しちゃっ…たよ…っ…」

大粒の涙があふれ出した。

「また泣いてんのか~泣き虫祐奈ちゃん。」


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