好きなんですっ、先生!

「泣くか告るか、どっちかにしなさい。」


ふいにぎゅっと抱き寄せられて。

先生のスーツに身を包まれた私は、先生の胸の中でさらに涙を流した。


「…なんで、そんなに優しくするのっ…わ、わたしのこと、好きじゃないんでしょ…っ」


もう泣きすぎて頭がぼーっとしてきたよ。

先生が抱き寄せたりするから、余計に…。


「誰がそんなこと言った?」


抱き寄せられた体が離れた瞬間。

< 357 / 367 >

この作品をシェア

pagetop