好きなんですっ、先生!

「……っ…」

ふいに唇が塞がれた。

ふわっと香った石鹸の香り。

―――バクン、バクン

あたたかい唇の感触に、私の心臓の鼓動が速くなる。


「これが、答え合わせ。」


一瞬の出来事に、先生の言ってる言葉も理解できず。

涙でぐちゃぐちゃになった顔のまま、先生を見つめた。


「…なに、それ、わかんないよわたし…」

「まだわかんないのか?本当にお前は、鈍感で天然なんだな…」


きょとんとしている私を見て、先生は頭にちょこんと手のひらを乗せた。


「好きだよ、祐奈。」


今の先生の言葉が、脳内で3回くらいリピートされた。

い、今。

“好きだよ”って言った?

そして、“祐奈”って言った、よね?


「へ…?えぇ…?えぇ!!!」


今のって…告白?

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