好きなんですっ、先生!
みんなが片付けている間に、少し日陰で休ませてもらった。
それにしても、先生のタオルいい匂い。
洗わないで一生部屋に置いておきたいよぉ。
「神崎、体調はどう?」
「朝倉くん、ありがと、全然平気だよ。」
朝倉くんが飲むゼリーを差し出してくれた。
「それにしても、びっくりしたよ…溺れてる神崎を、椎名先生が抱きかかえてたんだもん。俺も焦ったよ…」
「そ、その節は皆様に、ご迷惑をおかけしました…」
今思い出すだけで、申し訳なさと。
恥ずかしさでいっぱいです。
「焦ったっていうのは、色んな意味でね?」
…色んな意味とは?
朝倉くんの発言に、私ははてなマークが止まらない。
「…でも本当よかったよ、椎名先生が人口呼吸してなかったら…神崎まじで危なかったらしい。」
「……いま、なんて?」
まって。
まって、まってまってよ?
え???????
「あれ…覚えてると思ったんだけど…それか先生から聞いてるのかと…」
朝倉くんの顔をみつめながら、私は両手で口を覆った。
「じ、じ、じん、こうこきゅ……う?」
「俺、余計なこと言ったかも。」
い、いやいやいやいや。
めちゃめちゃ大事なことだよ?
先生何も言ってなかったけど…?