好きなんですっ、先生!
「でもね、先生…」
言い訳になっちゃうのもわかってるよ。
でもだって、先生が構ってくれないから、一人で海に入るしかなかったんだよ。
こんなこと言ったら、きっとまた怒っちゃうよね。
「もっと布の多い水着着ろよ…お前まだ高校生なんだぞ。」
「…あ、うん、そうだよね、似合ってないよね。」
挙句の果てに似合ってない発言されちゃった私は、ちょっとだけ落ち込んだりもする。
「…誰も似合ってないとか言ってないだろ。そろそろ片付けるけど、お前はここにいろよ。」
そう言って立ち上がった先生は、私の髪をクシャッと触った。
んん、なにそれ、褒めてくれてるの?
「先生、それって私のこと褒めてくれてる?」
「うん、そうそう。とにかく安静にしてろよ。…よしお前ら片付けるぞー…」
な~んだ、またお決まりの子供扱いですか。
いつも通りの“はいはい”っていうリアクションにもう慣れてしまったものだ。
まぁ、わかってたけどさ。