好きなんですっ、先生!
「飽きないよね〜祐奈は」
美咲が呆れた顔で言った。
「一生好きでいる、自信あります!」
「いやいや、宣言されても困るし」
私が先生を好きになった理由。
あれは満開の桜の木下で見かけた先生の姿だった。
「入学式に一目惚れするとか、ベタにも程があるよね〜せめてクラスの男子とかにすればいいのに〜」
「…先生じゃなきゃだめなの!」
美咲が言うように、単なる一目惚れだ。
桜の花びらがヒラリヒラリと舞う中で、一瞬で私の心を奪った先生の姿。
あの時の胸のときめきを、忘れたことはない。
なんなら好きを更新し続けています。
先生はかっこいいし、世の中で言うイケメンだ。
もちろん、周りには色んなクラスの女子達がいつも先生を囲っている。
だから私はあえて、放課後の時間を狙っているのだ。
先生と話したいから。先生の顔を見たいから。
ずっと、ずぅーっと、好きでいたいから。