好きなんですっ、先生!
放課後。

さっそく文化祭の準備に取り掛かった私たち。


「だれか買い出し行ける人いるかな?」


実行委員は他にやることがあるみたいで、キョロキョロと辺りを見回している。

先生は職員室にいるみたいだし、私はいいやぁ。


「雨がすごいから、椎名先生が車出してくれるみたいなんだけど…」

「はい!神崎行きます!!」



ふふっ、な~んだ先生もくるんじゃん。

最初からそう言ってくれればいいのに。

そして、またあの先生の車に乗れるのか~今度は助手席に乗せても~らお♪


「じゃあ俺も行くよ。」


実行委員が“あと一人いける人”って言ったら、サッと返事をしたのは朝倉くんだった。

まぁ、先生と2人きりにはなれないよね、さすがに…。

ちょっと残念だけど気を取り直して、職員室に向かった。



「よりによってお前か…よし行くぞ。」

「なにそれ!ひどい、ひどすぎるよ先生!」



もう、失礼しちゃうな。

そんなに目逸らさなくたっていいのに。

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