好きなんですっ、先生!
さっそく練習時間は始まって。
先生は一旦初心者コースからいなくなるみたい…
「先生!!」
雪山を下りようとした先生のとこに少し足早に向かった。
「おい、ここで走るな!転んだらどうすんだよ…」
「ねぇ、先生に教わりたいから、今から飛び級してもいい?ね?いいよね?」
「いいわけないだろ…普通に危ないんだから。コーチにちゃんと教えてもらえよ、わかった?」
「…ちぇっ。」
下向いて頬を膨らましてる私の顔を覗いて、『ほんとにわかった?』って先生は言ってきた。
…わかんないよーだ。
雪山に座りながら、下におりていく先生の背中をみつめてぼーっとする。
あんなに滑るの上手いなんて、もっとモテちゃうじゃん、先生。