好きなんですっ、先生!

さっそく練習時間は始まって。

先生は一旦初心者コースからいなくなるみたい…


「先生!!」


雪山を下りようとした先生のとこに少し足早に向かった。


「おい、ここで走るな!転んだらどうすんだよ…」

「ねぇ、先生に教わりたいから、今から飛び級してもいい?ね?いいよね?」

「いいわけないだろ…普通に危ないんだから。コーチにちゃんと教えてもらえよ、わかった?」

「…ちぇっ。」




下向いて頬を膨らましてる私の顔を覗いて、『ほんとにわかった?』って先生は言ってきた。


…わかんないよーだ。



雪山に座りながら、下におりていく先生の背中をみつめてぼーっとする。

あんなに滑るの上手いなんて、もっとモテちゃうじゃん、先生。

< 94 / 367 >

この作品をシェア

pagetop