溺愛、しないで
やだ……!だれ!だれ……!
「んー!ん!」
「しー……まだ外は朝の五時くらいだ。もう少し寝てろ」
聞き覚えがあるような低音。
待って、この人もしかして青島さんじゃ……!
え!?だとしたらなんでこんなことになってるの!?
未だに目が暗闇に慣れないせいで何も見えないが、この状況で勝手に添い寝なんてしてくるのは彼しかいない。
ぐいぐいと彼の手首を引っ張ると、私の意図が伝わったのか手を外してくれる。
「っぷは!」
「おやすみ、な」
「は!?寝ませんよ!っきゃ、ちょっ……!」