チューリップな君を〜ずっと好きだったお前を〜
それで、そんな奴にピンクのチューリップを一輪渡された。
丁寧に花言葉まで……。
幸福。
だったよな。
幸せって思えてもらえてるならいいけど……彩芽は、俺らのことを幼なじみ、親友、ぐらいにしか思ってない。
俺等の誕生日パーティーは、いつの間にか終わっていた。
俺は、ピンクのチューリップを花瓶に挿した。
……何か寂しいな。
明日、何かお花を買い足そうかな。
俺はチューリップの花言葉を調べてみることにした。
ピンク──誠実な愛、愛の芽生え、幸福
……2番目だったら、良かったのになぁ。
一瞬、ピンクっ!?それって恋の色じゃ!?
と思ってた自分が馬鹿みたい。