チューリップな君を〜ずっと好きだったお前を〜



それで、そんな奴にピンクのチューリップを一輪渡された。



丁寧に花言葉まで……。


幸福。



だったよな。


幸せって思えてもらえてるならいいけど……彩芽は、俺らのことを幼なじみ、親友、ぐらいにしか思ってない。




俺等の誕生日パーティーは、いつの間にか終わっていた。



俺は、ピンクのチューリップを花瓶に挿した。



……何か寂しいな。



明日、何かお花を買い足そうかな。



俺はチューリップの花言葉を調べてみることにした。


ピンク──誠実な愛、愛の芽生え、幸福




……2番目だったら、良かったのになぁ。


一瞬、ピンクっ!?それって恋の色じゃ!?

と思ってた自分が馬鹿みたい。



< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop