君の隣が一番遠かった
体育祭の日には、二人が一緒に写真を撮れるように、僕はカメラを持った


「神谷も入れば?」


直人が言った


「俺はいいよ」


「なんで?」


「撮る方が好きだから」


嘘だった


本当は、三人で写った写真なんて欲しくなかった


でも、美緒が笑っていた


その笑顔を見ていると、それでいい気がした。


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