極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛~デート編・那月視点~

恋人の自覚



朝、出番前。
ヘアメイクの高井さんに怒られる。
私生活は肌に出るからって前からうるさかったけど、ほんとに全部バレてるらしい。

「ほら、ここ赤味が出てる。昨日お休みだったからって遊び過ぎたんでしょ」

「バレました? でもめちゃめちゃ寝たんだけどな」

あれ。そこ、もしかして洗面器ぶつけられたとこじゃね?

「確かに肌艶は合格。ねぇどこ行って何したのか聞きた~い」

「地元で遊んでただけですって」


なんだかんだ言いながらちゃんと綺麗に仕上げてくれる彼女といつも通り談笑してスタジオに向かった。


紗知はまだ寝てるかもな。
生放送までに起きて欲しいけど。
俺たちにしかわかんないメッセージ送るから。
一言、メールだけは送っといた。





番組が終わって急いでスマホを見たら紗知からメールが来てた。


『見てたよ』

『あんまりドキドキさせないで』

『もう会いたいかも』


よかった、伝わってた。
なんか照れくさいし、もうため息しか出ない。
待って、ハムぴちスタンプあるんだ?
即買。
だけど、その後のメッセージが不穏だった。
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