『好き』を見つけることが元の世界に戻る条件です!
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本を読み進めていると、ある違和感に気がついた。
あれ、これってこんな話だっけ……?
しかも、本来ならページに色はついていないはずだ。
なにかおかしい……!
そうすると、触っていないのに本が動き出した。
パラパラとページがめくれていく。
ものすごい勢いの風が吹いたあと、本が白色の光に包まれた。
眩しくて、目を瞑る。
光が収まったあと恐る恐る目を開く。
すると何も無かったかのように、シーンとした部屋。
さっき起こったことは、何だったんだろう………
手元の本にまた目線を戻す。
すると、机の色が違うことに気がついた。
って、あれ?ここはどこ?
自分の部屋にいたはずなのに、いつの間にか違う場所へ飛んでいたようだ。
「…………い。おい。」
後ろから男の人の声が聞こえた。
ゆっくりと振り返ると、そこには仏頂面な美形な人が立っていた。
異国の人っぽい感じがした。