綺麗な花には毒がある。
すると曲がり角から教師が歩いてくる。

教師は横目に俺等を見ながらも何も言わずにすれ違って行った。

「よし、オッケー」

そう言ってまた桜華は俺の持ってるノートの上にノートをまた乗せる。

「本当、外面だけは良いな」

「それって褒めてる?貶してる?」

どう解釈したら褒めてることになるんだよ・・・・・・。

俺の皮肉を回避する桜華。

「さぁな」

「高嶺の花に煽られるってどーゆー気分なの?」

純粋に聞きたいのかからかいじみた思考が一切感じられない表情の桜華。

「・・・・・・正味、思った性格と違いすぎて調子狂う」

「あ、意外と素直」

どうゆうことだよ・・・・・・。

本当に面倒な人間だな。

そう心の中で溜息をついた。

顔良し性格良しスペック良しの欠点なしの高嶺の花。

実際そうだと思う。

顔は普通に良い。

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