綺麗な花には毒がある。
いざとなれば例え俺でも助けてくれる。

あと頭脳明晰過ぎる。

ただ、なぁ・・・・・・。

俺の前ならほぼメスガキなんだよなぁ・・・・・・。

「はい、全部ちょーだい」

ノートを運ぶ目的地である俺等の教室に着いた所で桜華が俺の持っているノートを全部奪った。

教室に教師がいる可能性があるから、か。

俺は何も言わずに桜華にノートを全部渡す。

軽くなった腕を重力に逆らうことなくだらんと降ろし教室の扉の横に立つ。

ガララと桜華が教室に入り教卓の上にノートを半分程の量を置いてまた戻ってくる。

「じゃ、次隣」

そう言って隣の教室の教卓の上に残りを乗せてまた出てくる。

「じゃ、帰ろ?」

「は?」

自然にそう言ってくる桜華の言葉に俺は思わず声を漏らす。

「ん?え?」

何で?と聞きたそうな顔で俺を見る桜華。

「いや、え・・・・・・帰るって・・・・・・」

「そりゃあ一緒にでしょ」

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