綺麗な花には毒がある。
さらっと爆弾発言をされた気がする。

「流石に学校外で一緒は・・・・・・」

「なに?文句?」

にっこにこの笑顔で言う桜華。

その圧に負け、俺は桜華と一緒に帰ることにした。

「家の方向って・・・・・・」

「残念ながら最寄り駅まで一緒でーす」

そう言いながら鞄を教室から回収し、昇降口に二人で向かう。

「私、今多分だけど一番仲良いの蓮だから。私をぼっちにするほどクールなイケメンくんって言われててもさぁ」

桜華はそう言いながら俺に近付いて人差し指で俺の鼻を突っつく。

「そ〜んな意地悪じゃないよね?」

ニヤッと笑う桜華が俺の数センチ先にいた。

「っ・・・・・・!」

「ふはっ!顔赤いよ〜?全然クールじゃないし!」

〜〜〜〜っ!

「帰ろ〜」

笑顔で言う桜華。

情緒振り回して感情ぐちゃぐちゃなのに目の前の人間がヘラヘラしてるのが悔しい。

笑った顔に一瞬ドキッってするのが悔しい。

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