平和な国。
終業式
「ほおら、何してるんだ?行くよ」
「うん、パパ。あ、ちょっと待って」
そう言って画面の向こうの少女は、何度となく耳にした、聞き慣れた言葉を爽やかなBGMに乗せて言う。
「おはよう。今日もここは平和な国。」
ジャムが乗らなかったパンの端を口に詰め込み、私はゆっくりとそれを咀嚼して飲み込んだ。
手を合わせ「ご馳走様」をして、椅子にかけたスクールバックを無造作に肩にかける。
「気をつけてね、いってらっしゃい」
母はそんな私を、優しい瞳で見送る。
青い空の少し遠くに、一本の飛行機雲だけが残っていた。
「うん、パパ。あ、ちょっと待って」
そう言って画面の向こうの少女は、何度となく耳にした、聞き慣れた言葉を爽やかなBGMに乗せて言う。
「おはよう。今日もここは平和な国。」
ジャムが乗らなかったパンの端を口に詰め込み、私はゆっくりとそれを咀嚼して飲み込んだ。
手を合わせ「ご馳走様」をして、椅子にかけたスクールバックを無造作に肩にかける。
「気をつけてね、いってらっしゃい」
母はそんな私を、優しい瞳で見送る。
青い空の少し遠くに、一本の飛行機雲だけが残っていた。
< 1 / 4 >