平和な国。
暑い。どこまで暑くなるんだろう。
去年はもう少しマシだったような気もするし、でもやっぱり、同じようなことを考えながら、「夏は暑いんだな」って納得して終わった気もする。
田んぼに水を渡す用水路も、透明な水を運んでいる。アメンボがぴゅんと跳ねて、少しだけ歪んだ同心円の波も愛おしい。
「おーーーっはよ!」
「わっ?!ちょっと、毎朝止めてよね」
忍び足で私に近づき、飛びかかるようにして朝の挨拶をしてきた親友。
彼女の肌は黒い。スポーツで焼けた分を差し引いても、私の肌とは違う色。
「用水路なんか見て、朝から黄昏てるのが悪いんでしょ?ほら、遅刻しちゃうよ?」
「ミラがのしかかってきたから、私は止まったんですぅ!って、置いてかないでよ!!」
ミラは私の太陽のような存在の1人だ。大好きな大好きな人たちの1人だ。
私は数歩だけ走って、ミラの隣に並ぶ。私より背の高いミラの顔を、覗くように見上げた。
「可愛いかよ」って言って、ミラは照れくさそうに笑っていた。
去年はもう少しマシだったような気もするし、でもやっぱり、同じようなことを考えながら、「夏は暑いんだな」って納得して終わった気もする。
田んぼに水を渡す用水路も、透明な水を運んでいる。アメンボがぴゅんと跳ねて、少しだけ歪んだ同心円の波も愛おしい。
「おーーーっはよ!」
「わっ?!ちょっと、毎朝止めてよね」
忍び足で私に近づき、飛びかかるようにして朝の挨拶をしてきた親友。
彼女の肌は黒い。スポーツで焼けた分を差し引いても、私の肌とは違う色。
「用水路なんか見て、朝から黄昏てるのが悪いんでしょ?ほら、遅刻しちゃうよ?」
「ミラがのしかかってきたから、私は止まったんですぅ!って、置いてかないでよ!!」
ミラは私の太陽のような存在の1人だ。大好きな大好きな人たちの1人だ。
私は数歩だけ走って、ミラの隣に並ぶ。私より背の高いミラの顔を、覗くように見上げた。
「可愛いかよ」って言って、ミラは照れくさそうに笑っていた。