平和な国。
今日は終業式。クラス替えがあって、ゴールデンウィークでグダグダして、勉強も部活もそこそこ頑張って。
「梅雨なのにあんまり雨が降らない年だな」なんて、ポツリと呟いた父の声がなんだか耳に残ったり、急に猛暑日が続き出してニュースの天気予報に文句を言ってみたり。
そうこうしているうちに、今日を迎えた。
期末テストの結果は手放しで良好とは言えないものだったけれど、だいたいはミラと変わらない点数だったので安心している自分もいる。
中学生最後の年も、そんな風にして、あっという間に終わっていくんだろうな。
「みなさんは、この荻島第二中の生徒であることを常々自覚し、夏休みを健康に過ごしてください」
あっという間とはなかなか言い難い、校長先生の挨拶がようやく佳境に差し掛かり、私は無意識に長い息を吐いていた。
そこそこに整列した500人以上の生徒が、ぎゅうぎゅうに詰め込まれている体育館。去年となんら変わらない風景が、なんでだろうか。少し滑稽に思えていた。
「梅雨なのにあんまり雨が降らない年だな」なんて、ポツリと呟いた父の声がなんだか耳に残ったり、急に猛暑日が続き出してニュースの天気予報に文句を言ってみたり。
そうこうしているうちに、今日を迎えた。
期末テストの結果は手放しで良好とは言えないものだったけれど、だいたいはミラと変わらない点数だったので安心している自分もいる。
中学生最後の年も、そんな風にして、あっという間に終わっていくんだろうな。
「みなさんは、この荻島第二中の生徒であることを常々自覚し、夏休みを健康に過ごしてください」
あっという間とはなかなか言い難い、校長先生の挨拶がようやく佳境に差し掛かり、私は無意識に長い息を吐いていた。
そこそこに整列した500人以上の生徒が、ぎゅうぎゅうに詰め込まれている体育館。去年となんら変わらない風景が、なんでだろうか。少し滑稽に思えていた。