calendar〜学校で大人気の週間男子達から溺愛されてます!?〜
(あれ……? 全員のお名前に『曜日』が入ってる……?)

そんな偶然に驚いていると、雨野くんがパンと手を叩いた。

「じゃあ、気になる部屋割り発表〜! 安心しなよ暦ちゃん、いくら特例でも女子と男子が同室なんてあり得ないからね。この寮は1人1部屋の完全個室だから!」

「えっ……個室なんですか!?」

「当たり前でしょ〜。2階が女子用個室で暦ちゃんの専用スペース。僕たち男子7人は3階の個室を使うことになってるから、プライベートはちゃんと守られるよ〜」

雨野くんや日向くんの柔らかい雰囲気に、少し緊張がほぐれる。

いくら同居と言っても、自分の個室がしっかり確保されているなら一安心だ。

「……ただし」

月城くんが冷ややかな声で付け加える。

「朝夕の食事やリビングでの時間は全員共通だ。自分のことは自分でやれ」

「は、はいっ……!」

個室があるとはいえ、リビングに出ればこの7人と顔を合わせることになる。

私の全寮制学園生活は、想像もしていなかった波乱の幕開けとなったのだった…
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