無自覚美少女の後輩ちゃんはチャラ先輩の溺愛から逃げられない!
「そろそろ2人にしてくれないかな?」
その言葉を言えば鮮倉さんは不満そうな顔をしながらその場を去った。
2人になった屋上で華奢な体から腕を解くと
「…なぜありもしない事実を言ったんですか?」
と言ってこちらを見る女の子。
「いや~俺さ、女の子と話したり遊んだりするのは好きなんだけど彼女とかは作りたくないんだよね~。でも最近やけに告白する子が多くなっててさ、ミスターコンの影響かな?」
「質問の答えになっていませんが?そもそも彼女を作りたくないのなら、なぜ先輩に私を彼女だなんて言ったんですか?」
「告白を断るのって申し訳ないじゃん?でも付き合うって言っても面倒くさそうだからどうしようかなって困ってたんだよね。廊下で君を見て、高嶺の花って言われてる子なんだって知った時に少し気になってさ。君なら俺に何か求めたりしなさそうだし、彼女を作れば告白をしてくる人も少なくなるんじゃないかなって思ったんだよね~。だから形だけでもいいから俺の彼女になってくれない?」