無自覚美少女の後輩ちゃんはチャラ先輩の溺愛から逃げられない!


「告白を断るのって申し訳ないじゃん?でも付き合うって言っても面倒くさそうだからどうしようかなって困ってたんだよね。廊下で君を見て、高嶺の花って言われてる子なんだって知った時に少し気になってさ。君なら俺に何か求めたりしなさそうだし、彼女を作れば告白をしてくる人も少なくなるんじゃないかなって思ったんだよね〜。だから形だけでもいいから俺の彼女になってくれない?」



「お断りします。そもそも表向きの関係なら私以外でもいいでしょう…?それにあなたが学校のアイドル的存在だと言われている白金先輩だった場合、変な噂が出回るのは嫌なんです。申し訳ありませんが他を当たって下さい。」



少し驚いているのをよそにして私は屋上を出た。




「…ふーん。あの子が高嶺の花、ね。面白そうな子だな〜。今度会いにいってみよう。」




…先輩がそんなことを言っていることも知らずに。
< 8 / 40 >

この作品をシェア

pagetop