ミュージック・プロジェクト! 〜デビューをかけた秘密のアイドル大作戦!〜
「ライブって…あのアイドルとかアーティストの人がやってる?」

「そうっ!」

「歌って踊ったり、ファンサービスする?」

「そうっ!」

「ゆっくり寝れる?」

「寝れはしないかな…」

あはは…と蒼真くんに笑みを浮かべ、私は皆に目線を配った

きっと皆は優しいから、私の意見に賛同してくれる。

でも…

ちゃんと言葉で、私の言葉で。

皆の心を動かしたい。

「ライブは、見てくれる人に直接皆の" 個性 "を魅せれる絶好の機会だと思うの。
動画や配信、メッセージや宣伝だけじゃ伝わらない…
直接伝えるからこその、意味があると思うの。」

「蓮くんの歌を。蒼真くんの演技を。律くんの魅せを。
沢山の人に届けたい」

…それに。

「私は、みんなのステージを作りたい。
沢山の" 色 "で溢れた、魅力溢れるステージを!」

これが私の考え、全てだ。

反対されたって構わない

この私の言葉を、一番に皆に聞いて欲しかったから。

「…紡。」

ドクドク… と、心臓の音が体中に響いている。

大丈夫。覚悟はできてるから

「…すげぇいい」

「…えっ?」

蓮くんのその言葉に思わず、無意識に下がっていた顔を上げる

「僕の魅力が溢れるステージって響き、チョー気に入った!」

「…ライブなら直接、見てくれる人に届けられる。」

「ありがとう、紡。
凄く考えてくれたんだろ?」

その言葉に、目の前が弾けるように色付いた気がした

優しい言葉、笑顔。

その全てが、私の目の前で輝いている

「…っううんっ…!
皆のお陰だよっ…!」

今はまだ、泣いちゃダメ。

これからが始まりなのだから。


Palette 2ndミッション 【ライブ】


─決定

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