ミュージック・プロジェクト! 〜デビューをかけた秘密のアイドル大作戦!〜
それから私達は数日間に渡り、作業を開始した。
私は家で動画の構成について考えながら、動画について勉強した。
動画の良さ、どうやったら良くなるのか…
そして動画は芸能科の蓮くん、蒼真くんが出演。
そして動画の内容は2人の良さを存分に使う為に、2人のイメージに最も近い既存曲の『歌ってみた』に決定した。
曲の始まりは蒼真くんの演技。
切なくて悲しい、ひっそりとした言葉を呟く
そしてその後ろで、段々と蓮くんの歌が聞こえてきて最後は2人のデュエット。
「…違う。ここの歌い方は…」
蓮くんが蒼真くんに歌を指導し始めてからはや数日。
蒼真くんも元々上手だったのと、飲み込みが早くてすぐに上達してしまった。
「〜♪」
…やっぱり、蓮くんの歌声…本当に凄い。
透明感もあって、綺麗で、でも何処か強くて。
簡単には砕けないガラスのような美しさがある。
「紡。
ここの歌い方、どう思う?」
「ここはもう少し、力強く歌っていいと思う。
優しく切ないイメージが強いけど、本当は今にも壊れそうな物を誤魔化すように、張り裂けそうな悲痛さの方が合ってると思う。」
「分かった。
よし蒼真。やるぞ」
「了解」
そして─…
「…できた!」
「お!遂に出来たか!」
「…紡。聞かせて」
「うん!」
ポチッ
〜♪
「…凄…っ…!」
「…すごく、いい…。」
良かった。2人とも喜んでくれて。
私は今回、動画出演もしないから役に立てるか不安だったけど…
この学園で頑張ってきたことが生かされるみたいで、良かった。
そして完成した動画を、動画投稿サイトに投稿する。
「…アカウント名はどうする?」
「んー…
なんかイイヤツあればいいけど…」
「…アカウント名…。」
2人とも、いい案が思い浮かばないみたい。
「紡は?
なんかあるか?」
「えっ?」
突然蓮くんに振られる
確かに、案を出すなら少しでも多く出しておいた方がいいよね。
私は脳裏にポンッ と思い付いた言葉を口にした
「 Paletteとか、どうかな。」
「「Palette?」」
「2人の個性は、芸術で例えると" 色 "みたいでしょ?
だからそんな沢山の色が集まるパレットみたいな意味を込めてみたんだけど…
…どう、かな。」
「…Palette。
いいな、それ。
気に入った」
「ほんと?」
「ホント。
紡ってやっぱ、センスいいな。
流石プロデューサーを目指すだけあるな。」
頭を撫でられて、兄目線の蓮くんに思わずふふ、と思わず笑いをこぼす
「ありがとうっ」
「ん。
んじゃ、蒼真は?」
「俺も気に入った。」
「フッ
じゃあ俺たちは今日から、
─Paletteだ!」
「うんっ!」
「…うん。」
カタカタ
パソコンに〘 Palette 〙という文字が映し出される
「…2人とも。
準備はいい?」
「うん。」
「おう!」
「それじゃあ行くよっ!」
ポチッ
〘 動画が投稿されました 〙
私は家で動画の構成について考えながら、動画について勉強した。
動画の良さ、どうやったら良くなるのか…
そして動画は芸能科の蓮くん、蒼真くんが出演。
そして動画の内容は2人の良さを存分に使う為に、2人のイメージに最も近い既存曲の『歌ってみた』に決定した。
曲の始まりは蒼真くんの演技。
切なくて悲しい、ひっそりとした言葉を呟く
そしてその後ろで、段々と蓮くんの歌が聞こえてきて最後は2人のデュエット。
「…違う。ここの歌い方は…」
蓮くんが蒼真くんに歌を指導し始めてからはや数日。
蒼真くんも元々上手だったのと、飲み込みが早くてすぐに上達してしまった。
「〜♪」
…やっぱり、蓮くんの歌声…本当に凄い。
透明感もあって、綺麗で、でも何処か強くて。
簡単には砕けないガラスのような美しさがある。
「紡。
ここの歌い方、どう思う?」
「ここはもう少し、力強く歌っていいと思う。
優しく切ないイメージが強いけど、本当は今にも壊れそうな物を誤魔化すように、張り裂けそうな悲痛さの方が合ってると思う。」
「分かった。
よし蒼真。やるぞ」
「了解」
そして─…
「…できた!」
「お!遂に出来たか!」
「…紡。聞かせて」
「うん!」
ポチッ
〜♪
「…凄…っ…!」
「…すごく、いい…。」
良かった。2人とも喜んでくれて。
私は今回、動画出演もしないから役に立てるか不安だったけど…
この学園で頑張ってきたことが生かされるみたいで、良かった。
そして完成した動画を、動画投稿サイトに投稿する。
「…アカウント名はどうする?」
「んー…
なんかイイヤツあればいいけど…」
「…アカウント名…。」
2人とも、いい案が思い浮かばないみたい。
「紡は?
なんかあるか?」
「えっ?」
突然蓮くんに振られる
確かに、案を出すなら少しでも多く出しておいた方がいいよね。
私は脳裏にポンッ と思い付いた言葉を口にした
「 Paletteとか、どうかな。」
「「Palette?」」
「2人の個性は、芸術で例えると" 色 "みたいでしょ?
だからそんな沢山の色が集まるパレットみたいな意味を込めてみたんだけど…
…どう、かな。」
「…Palette。
いいな、それ。
気に入った」
「ほんと?」
「ホント。
紡ってやっぱ、センスいいな。
流石プロデューサーを目指すだけあるな。」
頭を撫でられて、兄目線の蓮くんに思わずふふ、と思わず笑いをこぼす
「ありがとうっ」
「ん。
んじゃ、蒼真は?」
「俺も気に入った。」
「フッ
じゃあ俺たちは今日から、
─Paletteだ!」
「うんっ!」
「…うん。」
カタカタ
パソコンに〘 Palette 〙という文字が映し出される
「…2人とも。
準備はいい?」
「うん。」
「おう!」
「それじゃあ行くよっ!」
ポチッ
〘 動画が投稿されました 〙