私の運命の人
卒業と告白
二学期が始まり、私は瀬川先生にも相談しながら志望校を探す。
教育学部のある大学に絞り、結局瀬川先生と同じ大学に決めた。
「いい大学よ。三十木先生の母校でもあるの」
「そうなんですか?」
「そう。三嶋さん、科目はどうするの? 社会科なら三十木先生にアドバイスもらえるかも」
「私、英語にしようと思っていて」
「あら、それなら私と一緒ね。わからないことは何でも訊いて」
「はい、とっても心強いです」
目標が明確になると勉強にも力が入る。
並行して高校生活最後の学園祭も思い切り楽しみ、名残惜しくなりつつも後夜祭の花火を見ながら、来年は教師として見られますようにと願った。
生徒会も部活も引退し、周りもすっかり受験モード。
皆、自分の夢に向かって一生懸命だった。
橋口くんはずっと続けている柔道で体育大学に合格、広香はグラフィックデザインを学べる大学に、そして私も第一志望の大学に合格した。
「お互いおめでとう!」
広香や橋口くんと合格をお祝いし、瀬川先生にも嬉しい報告をする。
「やったわね、おめでとう! 教育実習に来てくれるのを楽しみに待ってます。異動のタイミングがギリギリかなー?」
「そうなんですね。瀬川先生がいてくださると心強いんですけど……」
「こればっかりはどうなるかわからないのよ。三十木先生はその頃にはもう異動されてると思うけど、三嶋さんが教師になった暁には、同窓生として一緒に飲みに行けたらいいわね」
私はそんな日を想像して「はい、楽しみです」と笑顔で答えた。
教育学部のある大学に絞り、結局瀬川先生と同じ大学に決めた。
「いい大学よ。三十木先生の母校でもあるの」
「そうなんですか?」
「そう。三嶋さん、科目はどうするの? 社会科なら三十木先生にアドバイスもらえるかも」
「私、英語にしようと思っていて」
「あら、それなら私と一緒ね。わからないことは何でも訊いて」
「はい、とっても心強いです」
目標が明確になると勉強にも力が入る。
並行して高校生活最後の学園祭も思い切り楽しみ、名残惜しくなりつつも後夜祭の花火を見ながら、来年は教師として見られますようにと願った。
生徒会も部活も引退し、周りもすっかり受験モード。
皆、自分の夢に向かって一生懸命だった。
橋口くんはずっと続けている柔道で体育大学に合格、広香はグラフィックデザインを学べる大学に、そして私も第一志望の大学に合格した。
「お互いおめでとう!」
広香や橋口くんと合格をお祝いし、瀬川先生にも嬉しい報告をする。
「やったわね、おめでとう! 教育実習に来てくれるのを楽しみに待ってます。異動のタイミングがギリギリかなー?」
「そうなんですね。瀬川先生がいてくださると心強いんですけど……」
「こればっかりはどうなるかわからないのよ。三十木先生はその頃にはもう異動されてると思うけど、三嶋さんが教師になった暁には、同窓生として一緒に飲みに行けたらいいわね」
私はそんな日を想像して「はい、楽しみです」と笑顔で答えた。