私の運命の人
いよいよ教壇に
教員採用試験も無事に合格し、幸運なことに赴任先も母校の高校と決まった。
袴を着て晴れやかな気持ちで大学を卒業する。
ずっとお世話になったバイト先も卒業となり、真由子さんに改めて感謝の気持ちを伝えた。
だが挨拶に行った母校で、瀬川先生が入れ違いに異動することを知らされる。
「多分、英語科の私が抜けるから三嶋さんが後任に選ばれたんだと思う。教育実習の時の指導もよかったし、あと天文部の顧問も抜けちゃうから」
「そうだったんですね。最初の赴任先が母校なんて恵まれてるけど、瀬川先生がいらっしゃらないのは心細いです」
「三嶋さんなら大丈夫だって! それに何かあればいつでも相談に乗るから。そうだ、同窓会として三十木先生と三人で飲みに行くのはどう?」
「あっ、はい。ぜひ」
「じゃあ、お互い新年度が落ち着いたゴールデンウィーク明けとかがいいかな。また日程決まったら連絡するね」
「はい、ありがとうございます」
不安を抱えながらも、がんばらなければと己を奮い立たせた。
袴を着て晴れやかな気持ちで大学を卒業する。
ずっとお世話になったバイト先も卒業となり、真由子さんに改めて感謝の気持ちを伝えた。
だが挨拶に行った母校で、瀬川先生が入れ違いに異動することを知らされる。
「多分、英語科の私が抜けるから三嶋さんが後任に選ばれたんだと思う。教育実習の時の指導もよかったし、あと天文部の顧問も抜けちゃうから」
「そうだったんですね。最初の赴任先が母校なんて恵まれてるけど、瀬川先生がいらっしゃらないのは心細いです」
「三嶋さんなら大丈夫だって! それに何かあればいつでも相談に乗るから。そうだ、同窓会として三十木先生と三人で飲みに行くのはどう?」
「あっ、はい。ぜひ」
「じゃあ、お互い新年度が落ち着いたゴールデンウィーク明けとかがいいかな。また日程決まったら連絡するね」
「はい、ありがとうございます」
不安を抱えながらも、がんばらなければと己を奮い立たせた。