愛なんて要らないはずでした~逃げるために嫁いだのに、心まで奪われています~
プロローグ はじまりの日
プロローグ:死神と呼ばれる辺境伯家
それはオルステッドが一国と認められるはるか以前のことだった。
世界は魔王率いる魔力を持った獣──〝魔物〟の軍団からの脅威に晒されており、人々は蹂躙されるだけ。そんな中、とある若者たちが立ち上がる。彼らは魔物と同じく魔力を持っていたが、その力を己のものとして果敢に戦い、そしてとうとう魔王の討伐に成功したのだ。
だが、穢れは残滓として残り、依然として魔物は魔王の居城だったとも言われる森から現れる。ゆえに〝死の森〟から国を守り、魔物との戦いに身を置く勇者が『辺境伯』となり、共に国を守った賢者が『王』としてその智を使い国を治めることになったのだった──
そんな伝承の残るオルステッドには、現在も死の森より魔物が出現し、そして魔力を剣に纏わせた『剣技』の使い手である辺境伯家と、代々の賢王が今もそれぞれの地を守っている。
世界は魔王率いる魔力を持った獣──〝魔物〟の軍団からの脅威に晒されており、人々は蹂躙されるだけ。そんな中、とある若者たちが立ち上がる。彼らは魔物と同じく魔力を持っていたが、その力を己のものとして果敢に戦い、そしてとうとう魔王の討伐に成功したのだ。
だが、穢れは残滓として残り、依然として魔物は魔王の居城だったとも言われる森から現れる。ゆえに〝死の森〟から国を守り、魔物との戦いに身を置く勇者が『辺境伯』となり、共に国を守った賢者が『王』としてその智を使い国を治めることになったのだった──
そんな伝承の残るオルステッドには、現在も死の森より魔物が出現し、そして魔力を剣に纏わせた『剣技』の使い手である辺境伯家と、代々の賢王が今もそれぞれの地を守っている。