きみと、どうかしてる。
『わかった。じゃあ、対決ね』
「対決?」
『あたしは、今日じゃないといけない用はないし、約束もしてなかったけど、』
少しの間を置いて、これまでとは打って変わって真剣な声で。
『……千尋、』
「………」
なんか、胸騒ぎがする。
『会いたい。』
「………」
『どうしても今、千尋に会いたい』
「………」
『何時になってもいいから、来てくれるまで待ってるから、』
「………」
『あたしに会いに来てほしい』
ほんの数秒前までは、ただの騒がしい酔っ払いだったのに。
そんな急に、真っ向から来られたら。
……どう返せばいいんだよ、これ。