加納欄の冤罪シリーズ33シーズン4
「はぁ……」

あたしは机に突っ伏した。

「さっきから、うるせぇな」

「大山先輩……あたし、普段何パーくらいの力で生活していけばいいんですか………?」

「お前なら1%で十分だ」

「1%……ハァァ〰️」

「何があったんだよ」

「昨日、商店街の福引会場で、一等の景品に目が止まったんです」

「それで?」

「一等の景品がのし餅だったんです。大山先輩、お餅好きじゃないですかぁ。だから………」


絶対、一等取ってやる!

あたしは係のおじさんからハンマーを受け取った。

「これで叩けばいいんですね?」

「はい。思い切ってどうぞ!鉄球だからね、思い切って!」

「いきます!」

あたしはハンマーを力強く振り下ろした。

ドガァァァン!!

次の瞬間、鉄球がものすごい勢いで飛び出した。

測定器を突き破り、そのまま向かいのたこ焼き屋へ一直線。

ガンッ!

――鉄球が、たこ焼き屋の看板にめり込んだ。

「…………あれ?」

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