アレス特殊小隊とエイリアン研究所【ラニアケア宇宙防衛隊とエイリアン×あやかし戦記ifストーリー】
クラブが海王都市に建てられている温度計の数字を読み上げれば、レオナードは驚いた声を上げる。

「まぁ、仕方ないよ……海王星は、太陽系の1番外側を回る惑星で、平均気温はマイナス220℃なんだから……」

ビュウウ、と冷たい風が吹き、レオナードとクラブは身体を震わせた。

「こんな寒さ、初めて経験した……」

ポツリとレオナードは呟く。それを聞いたクラブは、ふとハートとスペードの顔を思い浮かべた。

「……そういや、日本の冬ってこんな感じだったな……」

毎日のように本部に籠ってエイリアンの研究と指示を出しているクラブだが、日本が冬に入ったばかりの頃、ハートに連れられて日本に遊びに行ったことがある。

これが、クラブが日本の冬を初めて体験した日である。

年中過ごしやすい気温の中で過ごしていたクラブにとって、あの時の寒さは衝撃的だった。

「日本?」

レオナードにとって初めて聞く地名に、レオナードは首を傾げる。

「火星の1つ内側を回る惑星、地球にある地名の1つだよ」

クラブの説明に、レオナードは「地球!ヴィンセントが言っていたやつな!」と言った。

2人は会話をしながら、海王星支部へと向かった。
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