アレス特殊小隊とエイリアン研究所【ラニアケア宇宙防衛隊とエイリアン×あやかし戦記ifストーリー】
「さて、他惑星都市の調査結果を報告し合おうか」
他惑星に調査に行っていたチームが全員戻ってきたあと、会議室に集まり、開口一番にギルベルトは言った。
「まずは、海王都市に行っていた私から。海王都市は、どの区も出現率は低かった。例年通りだって……以上」
「次に、木星都市。木星都市も、例年通り。ただ、木星都市に来ようとするエイリアンは、いつもより多かったみたい。木星で吹いている風に邪魔されて、都市にまでは降り立てなかったみたいだけど」
「金星都市も、木星都市と同じ感じだった。出現率は例年通りだけど、金星都市に来ようとするエイリアンは例年よりも多かった。金星の上空で降る硫酸の雨と灼熱の大地の影響で、都市に来る前にやられるエイリアンが多かったみたいだ」
「水星都市は、海王都市と同じく例年通りだったぞ」
「最後は、地球を調査してたボクだね。地球は、転送ゲート付近のエイリアンの出現率が異様に高かった」
クラブ、ハート、スペード、ツヤ、メグの順に報告をする。
「……どうして、月都と地球の出現率が高いんだ?しかも、月都でも地球でも転送ゲートの近く……」
クラブが、疑問に思ったことを口にした。しばらく無言で考えたあと「……もしかして」と再び話し出す。