加納欄の豚まんシリーズ34シーズン4
結局。

あたしは、祥子さんに連れていかれた。

話を聞けば聞くほど。

あたしとは、何の関係もなかった。

名前も違う。

年齢も違う。

性別まで違う。

同じなのは。

名字が『加納』。

ただ、それだけ。

「疲れたぁ〰️」

やっと解放され、あたしは当直室へ戻った。

「あ!」

机の上のカップラーメンを見る。

「よかったぁ! お湯入れてなかった!」

危ないところだった。

そして、その隣。

「…………え?」

さっきまでなかったものが、置いてある。

ふっくら。

ほかほか。

新しい、豚まん。

「豚まん……2号〰️」

あたしは豚まんを抱きしめた。


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