恋うつつ
緊張する…!!


この時間帯で理玖先生と再会するなんて!!


神様お願いします。ここでの出会いを



彼の私へ対する態度を無下にしないでください


──!!


お椀に触る前から案の定、震えている理玖先生。


そっと耳寄りに、コソッと「大丈夫です。ここの先生、


どんなスイーツより甘い…んです。だから臆せず…


お茶を飲んで…ください──」教えてあげた。


距離を保ちつつも、教師と生徒。あってはならない


状況下。交友関係を深めなければならない場に


発展しそうなのを、心臓でドキドキしながら。


お茶の先生は耳が悪い。補聴器をつけていても、


この距離なら誤魔化せる。聞き取れたとしても、


差し障りない会話だから大丈夫だろう──。

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